SDGs

話題のドギーバッグってなに?|日本でも持ち帰り文化が広まるのか

 

あなたは飲食店で食事を残したことはありますか?全くないという人は少ないはずです。そんなとき海外ではdoggy bag(ドギーバッグ)という容器で食べ残しを持ち帰れることを知っていますか?

2020年2月14日に環境省がドギーバッグを日本でも定着させるために新しい愛称とパッケージデザインを募集することを発表しました。日本でも話題になってきているドギーバッグとは何か調べてみました!

参照:https://www.fnn.jp/posts/00432173CX/202002141753_CX_CX

 

doggy bag(ドギーバッグ)とは?

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ドギーバッグの翻訳は「犬のための袋」。アメリカ発祥の食べ残しを持ち帰る容器のことです。犬のために持ち帰るという建前からつけられた名前ですので、実際は人が食べます。また建前があるため、家に持ち帰ってから食中毒(菌の繁殖による体調不良など)が起きたとしても飲食店は責任をとらないとされています。

 

ドギーバッグがOKの国とNGの国がある?!

発祥のアメリカ以外にも持ち帰りOKの国は、ニュージーランドやフィリピン、シンガポール、タイなどです。国によっては飲食店で食事をした後、店員に持ち帰る?と聞かれることも。とても一般的であるということがわかりますよね。

一方、持ち帰りをNGとする国もあるそうです。例えばフランスでは持ち帰ることは恥ずかしく礼儀がない行動と思われてしまうのです。そもそもフレンチはアメリカのように1人前の料理が多くないので持ち帰る必要がないのかもしれません。

日本でドギーバッグって使えるの?

 

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日本では残した食事を持ち帰ることはありませんよね。飲食店側からすると持ち帰ったあとに食中毒などが起こることを恐れて許可しない店が多いことや、持ち帰ることを恥ずかしいと思う気持ちがあり積極的には取り組みにくい。

ちなみに、ドギーバッグ普及委員会という団体があり2009年から活動しているのですが、知名度は低くあまり浸透していない様子。

日本には「もったいない」という言葉と精神があるはずなのになぜ。と思っていたところ、今回の2月14日の環境省が発表したドギーバッグの愛称とデザイン募集には驚きました。3月からコチラのサイトで募集を開始するそうです。興味のある方はぜひ!

 

環境省がドギーバッグ普及に取り組む理由って?

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SDGsを達成するため問題解決しなければいけないことの1つとして食品ロスが関係しています。

日本の食品ロス量は消費者庁のデータによると平成27年は年間646万トン。これは大型トラック(10トン)が1770台分に匹敵するそうです。想像以上にわたしたちは食べ残していることがわかります。世界で考えるともっと廃棄されているのです。とても、もったいないですよね。

 

食品ロスを減らすことでメリットはたくさんあります。

日本は食品ロスが多い割に海外から食料を買っています。商品ロスを減らすことができれば他国から買う機会も減り、今よりも国は豊かになるということが考えられます。

また、飲食店としては廃棄にかかる費用も抑えられたり、生ごみを焼却することで発生する二酸化炭素も減らすことができます。一般家庭では家計の1/4は食費が占めているので、食べ残しを減らすことで食費を抑えることができます。食品ロスは環境だけでなく、一般家庭など様々なところに関係しているのです。

参照:https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/information/food_loss/efforts/pdf/efforts_180628_0001.pdf

 

日本でもドギーバッグ利用OKの店が増える?

 

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食品ロスを減らすため、削減推進法が2019年10月に施行されたことで持ち帰りを許可する飲食店が増えてきています。

ファミレスの「デニーズ」では自己責任で持ち帰りOKとなりました!持ち帰り用の容器、手提げ用ポリ袋、保冷剤を店側が用意してくれて客が自分で詰め替えて持ち帰るという流れだそうです。これが反響を呼べば、持ち帰りOKの店はどんどん増えるかもしれませんね。

https://www.asahi.com/articles/ASMB34SXJMB3UTFL00B.html